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A商品はすべて平台に平置きし、外寸を測定しております。商品やデザインによっては若干の誤差が生じますので、あらかじめご了承ください。
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2020/10/06 11:09

PREBLICの今村です。



前回のDiaryで『サステナブル』について書きましたが、前回書いたもので伝え切れていなかったところがあったので、今回は、前回のDiaryの続きです。


まだ前回のDiaryを読んでいない方はこちらからお読み下さい



https://www.preblic.jp/blog/2020/09/29/113251




前回のDiaryと重複しますが、


『サステナブル』とは、「持続可能な」という意味。主に資源を長い期間維持し、環境に負荷をかけないようにしながら利用していくことを指す。

要するに、地球環境の限りある資源を大切に使いましょうというような意味です。




、、、冷静になってみて思いましたが、『サステナブル』と言われても横文字で流行り言葉のようでどうも自分事としてしっくり頭に入ってこないので、改めて自分にとっての『サステナブル』について書こうと思います。




ものを作っていて、たまに変なゾーンに入ってしまう事があったります。

本来の目的は、『自分が作ったもので人に喜んでもらう』です。ここが一番大事なところであるのですが、どうにかこうにかオリジナリティーを出そうと他と差別化を図るために生産背景やコンセプトが先行してしまうような考えになってしまうことがあります。




この「生産背景やコンセプトが先行してしまう」は気をつけないといけないと思いました。


なぜなら、大事なのは、『自分が作ったもので人に喜んでもらう』が優先順位として高いからです。




例えば、『地球に優しいもの作り』ということが先行しすぎていると、確かにコンセプトとしてみんなにも地球にも優しくて素晴らしい考え方なんだけど、、、

シンプルに受け取った人や使う人が喜んでくれるデザインや仕様が整っているのか?には疑問が残ります。



モノをこだわったり、モノを選ぶということは、自分以外の人に「どう思われるか?」がとても大事な1つの要素だと思います。




いくら中の良い人や同じコミュニティーの人間ですら、ほとんど何の背景も知らずに第一印象で判断することが多いと思います。

ぱっと見て何も感じないものや第一印象としてあまり惹かれないものについてはどうしても興味を持てません。(自分がそうです)

そう考えると、デザインや印象が良いものがやっぱり先で、そこが整って初めて背景やコンセプトに興味を持ってもらえるチャンスがあると思っています。そこで背景やコンセプトが素晴らしかったら、最初の良い印象をさらに良い印象にプラスできると思います。



後は、これはモノを作る人にとってすごく大事な部分だと思うのですが、シンプルに自分が作ったモノが誰の手にも届かず余っているのを目にするより、少し足りないぐらいの方が作り手も気持ちよく作れます。

行き先が決まらないモノ(簡単に言うと在庫です)がすごく余っているのを目にした時の視覚から来る精神的なダメージはけっこう大きいです。



ここで作り手の精神的な部分は本当に本当に大事だと思っています。例えば、自分はラーメンを食べる時もパンを食べる時も楽しそうに働いていて、ラーメンが好きで仕方ない人が作ったラーメンを食べたいし、四六時中パンのことを考えている人のパンを出来る限り選びたい。

ラーメン(パンも)のみの美味しさとその人の人間性と相まってさらに美味しく感じたり、こっちも心地が良いです。



こういうパーソナリティーの部分は人の内側からオーラみたいでていると思うし、この気持ちを高く維持するためには、やっぱり視覚に入ってくる環境も整えないといけないと思います。自分が作ったモノが余っていてそれをいつも目にしているよりも、少し足りないぐらいの方がものにも愛情も持てるし、毎日気持ちよく物づくりに励めます。


これは綺麗事ではないです。気持ちを高く保つためには、モノの品質も当たり前のように考えないといけないけど、どんな作り方をしているのかも同じぐらい大事。



前回のDiaryを書いて何か伝えるべきものが欠けているとモヤモヤしていましたが、ここ一週間はそんなことを考えていました。







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今、種類によってTHOMAS(マネークリップ ウォレット)は完売しております。再入荷についてのご連絡をたくさんいただいておりましたので、このDiaryでもお知らせさせていただきます。


THOMAS含めウェブサイトでSOLD OUTになっている商品の再入荷についてですが、現在はっきりとした納期をお伝えできない状況です。申し訳ございません。


製作につきましてはレザージャケット含め現在いただいておりますご注文分が完成した時点での製作となります。


しかし、直接ご注文のご連絡をいただいた場合に限り、優先して製作致します。現在の納期としましては、1.5〜2.5ヶ月程お時間をいただいております。革の仕入れ状況などによって納期に変動がございますので、詳しい納期についてはご注文時に改めてお知ら致します。 

 


この場合のご注文の流れは以下の通りです。




【SOLD OUT商品のオーダー】


1. メールにて、ご希望商品の「商品名」をお知らせください。
※お電話でのご注文は承っておりません。

その際、下記の内容をお伝えください。
・お名前(フルネーム)
・お電話番号
・発送先ご住所


2. ご希望の「商品名」を確認でき次第、料金と納期をお伝えします。 
 
3. 全額前払い制となっております。口座情報をお伝えしますので、お振込みをお願い致します。
※誠に勝手ながら、振り込み手数料はお客様のご負担でお願い致します。

4. お振込みを確認でき次第、製作を開始致します。
※納期は時期によって変動しますので、お問い合わせいただいた際にメールにてお知らせ致します。

5. 商品が完成しましたら、メールもしくはお電話にてご連絡し、商品を発送致します。
※送料はこちらで負担致します。


メールアドレス : info@preblic.com



お手数お掛けいたしますが、よろしくお願い致します。



THOMAS - Crocodile




THOMAS - Horween Shell Cordovan col.Black




THOMAS - Horween Shell Cordovan col.Bourbon




THOMAS - Horween Shell Cordovan col.Dark Cognac



THOMAS - Saddle Pull Up SD









前回のDiaryでもご紹介しましたヴィンテージシャンブレーシャツを6枚パッチワークにした裏地のレザーコートがほぼほぼ完成しました。




ほぼほぼというのは、ご注文いただいた方がシルバースミス(銀細工)でオリジナルのボタンを取り付けたいということで現在、ボタンを待っている段階です。ボタンが付いてようやく完成となります。




実は、



https://www.preblic.jp/blog/2020/03/10/110336



このレザーコートと今回製作したレザーコートは同じデザインで、裏地のみを変更しています。因みに前回のものは、ヴィンテージのスカーフを繋ぎ合わせたものです。




内側全体を見ていただくと、左右両側の腰部分には、シャンブレーのポケットが取り付いています。

お客様のご希望で、ヴィンテージのシャンブレーシャツに元々付いている胸ポケットを生かして、実際に収納できるようにしたいとのことだったので、元々付いていた胸ポケットを実際に使いやすい位置に型紙を持ってきています。





よくよく見てみると、左右で違うポケットが付いてるんです。




年代もデザインも生地感も全て違う6枚のシャツを敢えてイレギュラーに隣同士組み合わせているため、裏地全体の印象の『チグハグ感』をさらに強めてくれます。



こちらのポケットに関しては、元々フラップ付きポケットだったんですが、敢えてフラップを取り外しています。

フラップを取ることで、元々フラップが付いていたところは、周りと比べて経年が緩やかになることでフラップの形に色が濃くなっています。

ここのディテールもさらに『チグハグ感』を強めてくれます。



デザイン自体が40年代のフロックコートがデザインの原型となっていることで、表自体がカッチリした印象があります。それに対して裏地は対比になるようなシワ感の強い着古したシャンブレーシャツにすることで表のカッチリデザインと裏地のクタっとした真逆の印象によって幅が広がり奥行きを感じるデザインに仕上がりました。







ボタンが付くと印象はさらに変わると思うので、ボタンが付いた時はまたご紹介させていただきます。