商品について

Q商品のサイズはどのように測っていますか
A商品はすべて平台に平置きし、外寸を測定しております。商品やデザインによっては若干の誤差が生じますので、あらかじめご了承ください。
Q完売商品を購入したい
A完売商品のご購入をご希望の場合は、受注生産にてご注文を承っております。ご注文の流れは下記の通りです。
 
① メールにて下記項目をお知らせください。
※お電話でのご注文は承っておりません。
 
・お名前(フルネーム)
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・ご希望の商品
・ご希望のお支払い方法(クレジットカードまたは銀行振込)
 
② ご注文メールを確認後、商品の金額と納期をお伝えします。全額前払いとなりますのでご注意ください。
クレジットカード払いの場合は、お支払い用のURLをお送り致します。
銀行振込の場合は、振込先口座情報をお送り致します。なお、誠に勝手ながら、振込手数料はお客様のご負担でお願い致します。
 
③ ご入金が確認でき次第、製作に取り掛かります。
 
④ 商品が完成し次第、メールまたはお電話にてご連絡の上、発送致します。

修理ついて

Q修理の納期はどのくらいですか
A納期は時期によって変動しますので、お手数ですがメールかお電話にてお問い合わせください。
Q修理の料金はどのくらいですか
A修理の内容によって異なりますので、お手数ですがメールかお電話にてお問い合わせください。

返品・交換について

Q商品を返品したい
A商品が不良品の場合または誤配送の場合のみ、返品をお受け致します。お客様のご都合による返品は対応できかねますのでご了承いただきますようお願い致します。
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A商品に不備があった場合のみご対応致します。お客様のご都合による交換はできかねますのでご了承いただきますようお願い致します。

2020/03/10 11:03

PREBLICの今村です。


最近、自分が着用しているLAUNCHとBUNCHの経年変化にニヤニヤしています。

少しおかしな話ですが、早くボロボロになってほしいと思っています。

ボロボロになってほしいというのは、汚くなってほしいということではなく、下地のダークブラウンがもっと表に出てきてほしいということです。

どういうことかというと、使用しているレザーはホースハイドのブラックなんですが、下地がダークブラウンで表面のみブラックに染めています。なので着込めば着込む程に表面のブラックが擦れて下地のダークブラウンが出てきます。

ほんの少しですが、ゆっくりと下地のダークブラウンが覗いてきました。

もう少し下地のダークブラウンの見える面積が大きくなってほしいと雨の日でも風の日も着ています。体は一つしかないので自分の分身がいれば2着とも早く経年変化するのにと思っています。




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さて、前回のDiaryでも過程に価値があると書きました。これは、本当にそう感じていてその人が歩んできた道や出会った人、そこで得た気付きだったり知識。そしてそれを基に行動したことは、唯一無二であること。そこに価値があり、作ったもの(商品)をこれまで積み上げてきた道(過程)がきれいにコーティングしてくれてそのものが何倍もの価値を作るということです。


この話をものすごく分かりやすく具現化した人物がいるので今回はそのお話をしたいと思います。


去年の8月下旬にとあるお方からレザーコートのご注文をいただきました。

因みにそのお方は自分の先輩の先輩の先輩にあたる方です。

その方は、恵比寿駅から徒歩5分ぐらいのところにSTOP LIGHT CO(ストップライト)というシルバーアクセサリーのブランドのオーナーを務めている高山隆(たかやま たかし)という人物です


注文していただいたコートは、すでに完成(縫製のみ)していますが、コートのボタンをストップライトのオリジナルで作ったものを付けたいということで今4ヶ月ぐらいボタンを待っています。笑

まだ完成はしていないのですが、2着目のコートの注文をしていただきました。笑

ありがとうございます。


↓まだ途中ですがこちらが縫製のみ完了したコートです。裏地はお持ち込みのヴィンテージのスカーフです。身頃の裏地、袖裏地、ポケットの袋布までこのスカーフを使用しています。完成しましたら全体写真含めご紹介したいと思います。





一つ目スカルという名のシルバーを作った方ことでも有名で、確実に今の日本のヴィンテージ、バイカーに向けたファッションに大きな影響を与えた人物です。ちなみにそれに影響を受けた人たちは自分の先輩、そして先輩の先輩にあたる方達です。

自分も直接ではありませんが、周りまわって確実に影響を受けています。

もちろん、自分は10代の頃から鹿児島に住んでいる時から誌面などを見て一方的に知っていました。


因みに高山さんのお店に行くと商品は一つも残っていません。もう全ての商品が完売状態が続いています。ものがないのでほぼ全てオーダーです。

モノやタイミングにもよるのですが、注文して3年待ったという人もざらにいます。

私が出張でストップライトのお店にオーダー採寸に行った時(滞在時間1時間ぐらい)で何人もの注文をした人が


「注文したものはどうですか?」

「進みはどうですか?」


など、


お客さん : 「(スマートフォンを見せながら)これ売ってますか?」

高山さん : 「ないよ」


というお客さんが跡を立ちませんでした。


それもそのはずで、高山さんは電話を持っていないんです。

この時代に電話を持ってないので、お客さんは、直接来るしかないんですね。



いでたち、声のボリューム、纏っている雰囲気、今まで積み上げたことが「高山隆」というブランドになっていていつ行っても、いつ会ってもそのスタイルを裏切ることはありません。



このスタイルがまかり通る、失礼。つまり通用するのは、高山さんが歩んできた道、やってきたことに熱狂してくれている人がたくさんいるからだと感じます。


こんな芸当は、高山隆にしかできないと思います。本当に偏った方ですが、一つのものを見続けるという意味で一つ目スカルを完成させましたその本人も一つ目スカルのような生き方で真っ直ぐど直球な人です

そんな人が注文してくれたことは自分にとってこれからの人生ですごく大きなことだし、めちゃくちゃ嬉しいことです。

そんな人の魂みたいなものは、確実に今の自分、そして次世代に引き継がれていくと思います。


そう言えばこの前、高山さんがめちゃくちゃカッコいい一言を言っていました。多分一生忘れない言葉として自分に刻まれることだと思います。





「誰も真似できない生き方ができれば、強い」







頑張ります。


ボタンもお待ちしてます。