OUR LEATHERS
For Leather Jackets
Horsehide ベジタブルタンニン鞣し/下地:ダークブラウン
ワイルドな表情と経年変化で生まれるシワなどの立体感が魅力のホースハイド。オイルを豊富に含み、しっかりとした重厚感があります。質感はしっとりとしていて、上品さの中に力強さが感じられます。
Sheepskin ベジタブルタンニン鞣し/下地:ミドルブラウン
PREBLICでは、市場に出回っているシープスキンよりも厚手のものを使用しています。これは、一般的に耐久性が低いとされるシープスキンの弱点を補うため。それでもシープスキンならではの軽さと柔らかさにより、厚みがあっても軽やかに羽織れるのが魅力です。重厚感のあるレザーに少し抵抗がある方にぴったりの素材。
Goatskin ベジタブルタンニン鞣し/下地:ダークブラウン
独特のシボ感を持つゴートスキン。他のレザーよりも表皮が厚く、耐久性が高いのが特徴です。そのため、このゴートスキンのみ比較的薄めに仕上げています。重厚感のある見た目ですが、頑丈で軽いレザーです。
Deerskin コンビネーション鞣し/下地:ミドルブラウン
しっとり、そしてもっちりとした独特の柔らかさが魅力の厚手ディアスキン。PREBLICで使用しているディアスキンは、本来の質感を損なわないよう「素上げ」と呼ばれる方法で仕上げています。そのため部分的に小傷が見られることもありますが、それも素上げだからこそ感じられる自然な風合いです。合成タンニンで鞣した後、さらに植物タンニンで鞣すという手間と時間をかけた二段階の工程により、奥行きのある質感を実現しています。
For Small Goods
Horween Shell Cordovan
アメリカの老舗タンナー・ホーウィン社の高級馬革「シェルコードバン」。馬の臀部からわずかしか採れない非常に希少な革で、“革のダイヤモンド” とも称されるほどの美しさと品格を持っています。はじめはマットな印象でも、本来内部にたっぷり含まれているオイルと手の油分が合わさることで、使い込むほどにとろっとした独特の艶と深みのある光沢が生まれます。
Saddle Pull-Up Leather
ベルギーの老舗タンナー・マシュア社の「サドルプルアップレザー」。ベジタブルタンニン鞣しによって仕上げられたこの革は、適度な硬さとハリ、そして丈夫さが特徴です。馴染むまでに多少時間がかかるものの、徐々にしなやかさが増していきます。しなやかさに加えて強いコシがあるため、型崩れしにくいというのも大きな魅力です。
French Crocodile Leather
牛革や馬革と比べて表情の個体差が大きいクロコダイルレザー。部位によって模様が異なり、一枚一枚に独自の魅力があります。PREBLICでは、その腑模様の美しさを最大限に引き出せるよう、プロダクトのデザインやサイズに応じて最適な部位を厳選しています。セミマット仕上げで、使い始めは落ち着いた艶感ですが、時間とともに自然な光沢が現れてきます。
Japanese Cordovan
老舗タンナーによって丁寧に仕上げられた国産コードバンは、ホーウィン社のシェルコードバンと比べて控えめで落ち着いた風合いがあるのが特徴です。特殊加工により引き裂きにも強く、高い耐久性と柔らかな手触りを兼ね備えています。
- いずれの革も最初は硬さを感じるかもしれませんが、使用し続けていると1~2か月ほどで馴染んできます。
- 天然素材の性質上、革の表面にキズやシワ(シボ)、トラ等がある場合があります。質感、艶、厚み等にも個体差がありますが、不良品ではありませんのでご安心ください。
▼参考画像:ディアスキンの小傷▼参考画像:ホースハイドのシボ
- レザージャケットや革小物に使用しているシープスキンとゴートスキンには、伝統的な鞣し方法が用いられています。この製法は、革の耐久性を高めて湿気から守るために古くから伝わるものです。気温や温度の高低差により、レザー内部に含まれているブルーム(蝋分)が表面に白く浮き出ることがあります。
▼参考画像:ブルーム▼参考画像:ブルーム
ブルームが出た場合は、柔らかい布やブラシで優しく拭き取ってください。品質に問題があるわけではなく、使用を重ねるうちに出にくくなります。