PREBLICのレザージャケットのレザーのお話
PREBLICの今村です。毎週火曜日に書いています。
今日は、
湿気に強いということと、耐久性が高いということはとても大事なことでした。
それで、気温や湿度の高低差でレザー内部の蝋分が表にフワッと浮き出てくることがあります。これを「ブルーム」と呼びます。
これを知らないとカビと勘違いしてしまうことがあります。「
自分は手でササっと拭き取りますが、
イギリスの高級な鞄や馬具にもよくあるもので、
自分は、この「ブルーム」
自分がイギリス在住時にレザージャケットやレザーのことを学び、その背景をものづくりに活かしています。

さて、
まずはベジタン ゴートスキンを使用したNo.2 BACKET。
フロントは、ダブルになっていて、金具はセンタージッパーのみ。


裏地は、ブラックコーデュロイ。
PREBLICのレザージャケットで最もシンプルに仕上がったダ


そして、マネージャーのヤマが約1年着用したベジタン シープスキンを使用したSTAND。
体型に合わせてサイズ調整し製作したものです。
近くで見ると下地のブラウンが表面に浮き上がっているのが分かり
これからがこのシープスキンの本当の良さが出てきます。
来年1年後の経年変化が楽しみです。



そして、完成した革小物のご紹介です。
まずは、パターンオーダーのTHOMAS - French Goat col.Navyです。
表面は、老舗のALRAN社のゴートスキンを使用しています。


内装左は、カード室一室追加、

そして、
金具はシルバーからゴールドへ変更、左右内装は、
自分もTHOMAS - Crocodile使っていて、



ご注文ありがとうございます。