New Jacket 『KETT』

 

PREBLICの今村です。毎週火曜日に書いています。

新しいレザージャケット『KETT』が定番に加わりました。使用しているレザーは、ベジタブルタンニン鞣しのホースハイド。

1stタイプと言われる左身頃のみに付くポケットが特徴のデニムジャケットを元に少し微調整し製作しました。

1940年代にはすでに存在していた1stタイプのレザージャケット。

それらのジャケットを元にPREBLICなりのスパイスを加え製作しました。

ディテールですが、基本デニムジャケットは、金属のボタンが付きますが、日常でも着用しやすいよう水牛ボタンへ変更。

それからベルトやカフスはやや細めに仕上げています。

デニムにもチノパンにもスラックスでも着れる汎用性の高いジャケットに仕上がっています。

お好みで、シープスキン、ディアスキン、ゴートスキンでもご注文いただけます。

一切金具を使用していないので、歳を重ねても気負いせずに長く付き合えると思います。

 

さてご注文の革小物とレザージャケットのご紹介です。

まずはパターンオーダーのTHOMAS - Horween Shell Cordovan col.Black。人気のカスタムでカード室をクロコダイルに変更しお作りしました。

クロコダイルを使うと一つとして同じ模様がないため唯一無二の仕上がりになります。

カード室をクロコダイル変更は、+¥5,500(税込)です。

定番のTHOMAS - Horween Shell Cordovan、国産のCordovan col.CaramelとDark Greenは先日完売してしまったので、現在は受注生産にてご注文いただけます。

そして、ベジタブルタンニン鞣しのゴートスキンを使用したBASE。

先週紹介したのは、シープスキン。

こちらはゴートスキン。ゴートスキンは、この独特シボ感とハリ感が特徴です。他のレザーに比べて厚みを薄くしているので、軽く羽織ることができます。でも耐久性が高いので、何も気にすることなく、ガシガシ着用できます。

1950年代後半のレザージャケットが元となったデザイン。こちらも飽きのこないクラシカルなデザインです。

そして、トラウザーズのFORT。

こちらは、アイルランド産スペンスブライソンのリネン素材。裾はダブルで仕上げています。

麻は、皺が良しとされる稀有な素材。

男らしさもあって、どことなく品あるので、僕はエンジニアブーツにも、ローファーでも着用しています。

デニムとは違った経年変化で擦れたところは色が変化してくれます。

ご注文いただいた方ありがとうございます。