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カート

カートが空です

ご注文のレザージャケット

PREBLICの今村です。毎週火曜日に書いています。



PREBLICに新しい仲間が増えました。

イギリス好きの先輩からいかした奴を届けてもらいました。前に会った時に先輩の家のガレージに同じものがあるのを知っていて、「これいいですね」とかポロっと口に出したら、後日本当に見つけてくれました。

このでかいのがいいです。

「なんでミシュランマン?」という方もいると思うので、ミシュランマンのことを少しだけ書こうと思います。人によってはビバンダムとかビブとか言ったりしてます。


自分が初めてこのビバンダムを意識したのは20代前半の頃に某イギリスのレザージャケットの会社で働いてたいた頃です。

そこに来るヴィンテージウェアとバイクに跨るヒゲモジャの男のジャケットの襟やジッパーのスライダーにピンバッヂやキーホルダーのビバンダムがついていました。

バイクとレザージャケットのイカつさの中に気の抜けるような可愛い丸っこい奴が強烈に頭に焼き付いたのを今でも覚えています。

おそらく当時タイヤを替えたりするともらえたり、店で売っていたものだと思います。

自分もレザージャケットに付けています。


ビバンダムの誕生は100年以上も前で時代によって顔が違うのも面白いです。

フランスのタイヤメーカーのマスコット的キャラクターで、

ミシュランガイドでもマスコット的にキャラクターになっています元々車に乗る人向けに修理店などの情報を提供するものから誕生したブックがミシュランガイドの始まりで、その後、1920年代頃にレストランや宿泊施設の評価も含まれるようになりました。元々の目的は、ドライバーが長距離の旅行中に良い食事や宿泊場所を見つけるのを助けることでした。

それでミシュランマンとも呼ばれています。



そして、ビバンダムと呼ばれているのは、

「ヌンク・エスト・ビバンダム (いまこそ飲み干す時)」というセリフからきています。

長くなるので割愛しますが気になる人は調べてみるのも面白いと思います。


今は彼と向かい合って仕事しています。監視されてるみたいで前より心なしか少し仕事が捗るような気がします。


他にもキャラクターがいるのでまた機会がありましたら書こうと思います。


國分さんありがとうございます。



 


さて今週も完成したレザージャケットのご紹介します。


まずは、ベジタブルタンニン鞣しのシープスキンを使用したCRANKです。カラーは、ダークオリーブ深みのあるダークグリーンです。

裏地は、ブラウンチェック。申し訳ございませんがこちらのブラウンチェックは、すでにいただいているご注文で最後となります。


こちらは着用してから一年以上経過したものですが、着用する程に下地のブラウンが出てきました。このぐらいからやっと良い感じにこなれてきた印象があります。珍しく厚手のシープスキンを使用しているので、市場でよくあるシープスキンに比べると長くそれからタフに着られると思います。


 

そして、同じベジタンのシープスキンを使用したBUNCH。色は、黒です。こちらも下地が茶色くなっているので着るほどにうっすらブラウンが表に出てきます。ホースも良いですが、シープはシープスキンならではの軽さや品の良さがあります。

ご注文ありがとうございます。



最後にマネージャーの山本が約1年着用した同じシープスキンを使用したSTAND。

袖の皺は深くなり、ジッパー周りや裾周りなど擦れるところは下地のブラウンが出てきいるのがわかります。

これからが経年変化の本当の醍醐味を味わえると思います。