経年変化、ご注文、トラウザーズ
PREBLICの今村です。毎週火曜日に書いています。
今週は、経年変化の様子、完成したご注文品、トラウザーズについてご紹介します。
先日、PREBLICの什器を製作してくださっているBlue Boar Vintageの職人さんに、
素材はホーウィン社のシェルコードバン。普段から、仕事中も含めてパンツの後ろポケットに入れて使ってくださっているそうです。
写真左から、新品/約1年使用/約2年使用の順になっています。
黒の色味が深くなり、 全体的に艶と丸みが出てきているのが分かります。
今は完売してしまったので受注生産にてご注文いただけます。
FIELD - Horween Shell Cordovan col.Black
クロコダイルのTHOMAS
こちらは、これまでに数えきれないくらい製作させていただいたモデルの一つです。
最初の写真は新品
次が約4年使用
次が約6年使用
最後が約7年使用
部位によって表情が異なるのが、クロコダイルレザーの大きな魅力。
僕も愛用してますが、水や傷をあまり気にせずガシガシ使っています。見た目の繊細さとは裏腹に、想像以上にタフな素材なので、日常使いでもガシガシ使っていただけます。
サドルプルアップレザーを使ったLOM
こちらはベジタブルタンニン鞣しのレザーを使用。
左が約1年半使用したもの、右が新品です。
使い込むほどに、しっとりとした光沢と柔らかな丸みが出てきます。
写真では、カード8枚とお札を収納。裏面には小銭入れも備えています。
入れてる人はカード15枚入れてる方もいらっしゃいます。
収納力がありながら、ポケット内の厚みを抑えられる設計です。
ゴートスキン使用のCRANK。
1930年代のカーコートの雰囲気を再現しつつPREBLIC独自の改良を加えたレザージャケットです。
ベジタブルタンニン鞣しのゴートスキンを使用。
今回はカスタムで、左右のポケット口にスタッズを取り付けました。
重厚感のある見た目ながら、軽く羽織れて耐久性も高いのが特長です。
ホースハイドを使ったLAUNCH
フロントがダブル仕様になったカーコートタイプ。
ベースは1930年代のカーコートで、PREBLICらしく再構築しています。
全体的にはアメリカ的な雰囲気ですが、ポケットなどのディテールにはヨーロッパのミリタリー要素を取り入れています。
フロントの重なりは浅めに仕上げているので、見た目よりも軽やかに羽織れます。
そして最後はヘリンボーン リネンを使用したノータックのトラウザーズBANSE。
ツータックのFORTに比べてやや太めで、ストンと裾まで下に落ちたシルエット。こういう色合いは何にでも合わせやすく、きっと1本あると重宝します。
ご愛用、ご注文くださった皆さま、いつもありがとうございます。