商品について

Q商品のサイズはどのように測っていますか
A商品はすべて平台に平置きし、外寸を測定しております。商品やデザインによっては若干の誤差が生じますので、あらかじめご了承ください。
Q完売商品を購入したい
A完売商品のご購入をご希望の場合は、受注生産にてご注文を承っております。ご注文の流れは下記の通りです。
 
① メールにて下記項目をお知らせください。
※お電話でのご注文は承っておりません。
 
・お名前(フルネーム)
・お電話番号
・発送先ご住所
・ご希望の商品
・ご希望のお支払い方法(クレジットカードまたは銀行振込)
 
② ご注文メールを確認後、商品の金額と納期をお伝えします。全額前払いとなりますのでご注意ください。
クレジットカード払いの場合は、お支払い用のURLをお送り致します。
銀行振込の場合は、振込先口座情報をお送り致します。なお、誠に勝手ながら、振込手数料はお客様のご負担でお願い致します。
 
③ ご入金が確認でき次第、製作に取り掛かります。
 
④ 商品が完成し次第、メールまたはお電話にてご連絡の上、発送致します。

修理ついて

Q修理の納期はどのくらいですか
A納期は時期によって変動しますので、お手数ですがメールかお電話にてお問い合わせください。
Q修理の料金はどのくらいですか
A修理の内容によって異なりますので、お手数ですがメールかお電話にてお問い合わせください。

返品・交換について

Q商品を返品したい
A商品が不良品の場合または誤配送の場合のみ、返品をお受け致します。お客様のご都合による返品は対応できかねますのでご了承いただきますようお願い致します。
Q商品を交換したい
A商品に不備があった場合のみご対応致します。お客様のご都合による交換はできかねますのでご了承いただきますようお願い致します。

2021/02/16 10:57

PREBLICの今村です。


今、ご注文分の革小物を製作中です。ご注文いただいたお客様もうしばらくお待ち下さい。

毎日、トントン、カンカンしております。





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PREBLICではアトリエ兼店舗で商品を作りその場で作った商品をお客様にお渡ししています。



1日の大半をこのアトリエ兼店舗で過ごしていて、モノを作りながらお客様とお話しながら気になった空間は少しずつアップデートしていきました。


先日のDiaryでもお話ししたペンもそのうちの一つです。


https://www.preblic.jp/blog/2021/01/05/130115



より良い空間にするために新たにレザーとパターン(作図)が入る棚を製作をしていただきました。カウンター兼作業台を製作していただいたBlue Boar Vintageさんのオーダーメイドです。





今回棚が欲しかったのは、レザーとパターンを収納するためです。作る量が少しずつ増えていくとそれと比例してレザーとパターン(作図)の数も増えていきました。

いまある什器で収納しようと試みたんですが、あまりに数が増えたのでもうレザーやパターンは、収納しきれずに外にはみ出てきていました。


こちらはPREBLICオープン時に作っていただいた作業テーブル兼カウンターです。台、引き出しなどすべての寸法を指定して作っていただきました


表面は大きな引き出しになっていてここにレザーを収納できます。

増えてきたレザーはもうここに入りきらなくなっていて、たくさん入れると下に入れたレザーを取り出す時は毎回上に積まれたレザーを取り出さないと下に収納されたレザーは取り出せない状態でした。


別の引き出しにはパターンを入れる封筒専用の引き出しです。このパターンの封筒も増えすぎて収まりきれない状態でした。





自分は、広尾のアトリエ兼店舗のこの空間で1日の大半を過ごします。

それから、ご来店されるお客様もいらっしゃるのではみ出たレザーやパターンはやっぱり気になりました。

まずはお越しになる方にもできる限り心地良い空間でありたいという思いと、職人でもある自分の手を動かし続けるためにも空間作りは大切だと感じます。


手を動かし続けるというのは、誰かが監視してる訳ではないので、1時間とか2時間手が止まろうと誰にも咎められないし、注意されることもありません。ある意味サボり放題なんです。

ただサボるとモノが産まれません。

元々幼少から好きで始めた「モノを作る」行為自体も今では好きなような生活の一部のような感じになってきました。

そうなって改めて分かったことは気持ちが冷めていると手は止まるし、気持ちが暑過ぎても瞬間的には手は動きますがカロリー消費が激しくてすぐに手が止まってしまいます。

それが分かったので適度な熱を維持することを意識するようになりました。

適度な熱を保てると精神衛生上も健康で長い時間手を動かすことができます。


他の人に当てはまるかは分かりませんが、適度な熱を維持するためには視界に入るものが、整っていないと自分は気が散って手が止まりやすいことが分かりました。


製作するポジションは決まっていてそこから視界に入るところでレザーやパターンが散らばっていたり、余計なものが視界に入ると無意識の中で気持ちがそっちに引っ張られたりします。

気持ちが引っ張られないようにするためには手が止まりそうなモノは視界には置かないことが自分にとっては1番です。


1日のほとんどをここの位置で作業しています。



必要でないものを視界に置かないことに加えて、自分が心地よい「もの」で囲まれているとそれが視界に入った時やそれに触れた時にいちいち自分の気持ち上げてくれます。

今回の棚やペンなどは、モノを作る行為と距離が近いです。

ものを作る行為と周りの空間との空気感には繋がりがあって距離が近いと作る手が一瞬止まったとしても止まった手をまた動かす手伝いをしてくれます。


ここの距離感が遠い位置にある例えば、Netflixのドラマの画面とか漫画とかが視界に入ってきたとしたら、意識は持っていかれてものづくりから距離が遠くなってしまって止まった手をまた元の位置に戻すことなかなか容易ではありません。





生きてる時間の大半が作ることで、好きで始めたこの仕事は可能な限り心地良い時間が長い方が幸福度は高いです。

元々自宅を工房にしていた頃は、こういう感情は、偶然降りてくるとか精神的な鍛錬によるものと思っていましたが、自分の感情も周りの空間で多少操作して作り出すことができることを知りました。

これからも、少しずつ心地良い空間にできるようにアップデートしていきたいと思います。