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2020/11/10 11:47

PREBLICの今村です。


以前の10月27日のDiaryで今着用しているBUNCH(ホースハイド)を約8ヶ月着用と書いたんですが、もうすでに1年と1か月が経過していました。

何を勘違いしたのか5ヶ月ほど時間が抜けていました。


https://www.preblic.jp/blog/2020/10/27/104909




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さてご注文いただいたレザージャケットを製作中です。


1着目はホースハイドを使用したBRANCHのパターンオーダーです。


まだ製作途中ですが、もう完成間近です。




お客様のご希望でシンプルに着用したいということでしたので、定番のBRANCHの胸ポケットは取り外し、左右のポケットのジッパーも取り外しています。



下の写真は定番の『BRANCH』です。




左右のポケットのジッパーを取り外すことで手を入れやすくなります。

ここ最近は特に寒くなってきてグローブをしない人はポケットに手を入れて寒さを凌ぐことができます。

ジッパーがあるとどうしてもジッパーのムシが手に当たって少し痛かったりするので。

さらにポケットの袋布をコーデュロイにすることで肌触りは良く防寒性としての機能も高まります。




ただジッパーが付いていることでポケットの中身が落ちないことや装飾的な効果もあるジッパーがダブルのライダース特有のあの「強い」雰囲気には欠かせなかったりします。




「ジッパーありかなしか」


どちらにも良し悪しがあり、選択に迷われた方は普段の着こなしや機能面を考えて、自分の生活に合った選択が良いのではと思います。







続いてはディアスキンを使用したCLAMPのパターンオーダーです。






こちらも上のご注文同様に、左右のポケットのジッパーは取り外し、ポケットの袋布はコーデュロイに変更しています。





BASEの襟(シャツカラー)をCLAMPの胴体に取り付けたいとのご希望でした。ちなみに定番のCLAMPはスタンドカラーです。


下の写真が定番の『CLAMP』です。


こちらがBASEです。



さらに定番のBASEの剣先の長さを1cm短くしてほしいとのご要望がありました。襟は今製作中です。




少し話は逸れますが、PREBLICの襟についてお話しします。


PREBLICの襟のサイズは、イギリスのヴィンテージの襟のサイズを基にしたサイズ感にしています。

私が今まで様々な年代のイギリスのシングルレザージャケットを見てきて、最もきれいだと思うシルエット(襟含め)が1950年代から1960年代のものです。(他のモデルやデザインは異なります)

PREBLICで採用している襟の大きさはこれらの平均値を取った襟の大きさを採用しています。




顔周りに近い部分は特に目線が集中することで、襟の大きさが変わることで見た目の印象も大きく変わります。

襟が小さいとミニマムでモダンな印象に、襟が大きいと重量感が増しクラシカルな印象が強くなります。(一概には言えませんが、基本的に年代や国よって襟の大きさは変わります)


私の場合で言うと、私はレザージャケットには少し太めのパンツにシャツやベストを合わせることが多いです。

このスタイルに襟(剣先)が短かすぎると、レザージャケットの存在よりも中に着ているシャツやベスト、パンツの存在が強く出てしまいます。ある程度の襟(剣先)の長さが確保されている方が私の普段着とのバランスは良いと感じています。




では、逆に襟(剣先)が短い人はどういった服装が合うかとういと、比較的に細めのパンツに無地などのシンプルなTシャツやセーターを着る方が相性がよろしいかと思います。


ただPREBLICの襟の大きさは、比較的襟のサイズの小さいとされるイギリスの1950〜1960年代のジャケットの平均値を取っています。あまり偏ることなく比較的どんな服装でもどんなスタイルの方でも合わせられるようにという思いがあります。

歳を重ねた時に着こなしが変わるかもしれないという方はあまり襟の大きさは変えられない方がよろしいかと思います。


逆に歳を重ねても基本的な着こなしは変わらないという方は、お客様の体型や着こなしにとってベストな襟の大きさに調整されることをおすすめします。



2着とも完成しましたら、ご紹介させていただきます。


ご注文いただいたお客様もうしばらくお待ち下さい。