PREBLICの今村です。毎週火曜日に書いています。
先週に引き続き2本目のパンツが仕上がりました。写真の生地は100年以上歴史のある国産ツィードです。厚みがあり密度のある織り。いわゆる伝統的なイギリスのツィードを基に国内で独自の味付けをして製作されたものです。
ベルトループ付きで、ツータックのインタクック。写真の裾はシングル仕上げですが、お好みでダブルでもお作りできます。
まずは僕と山本でパンツの微調整をし、年末から年始にかけてご注文が受けられるように進めていけたらと思います。生地だけお見せしても、あまりイメージが湧かないと思うので、全て違う素材で僕達のサンプルを何本か製作予定です。実物の方がイメージ湧きやすいと思いますので、そちらもまた完成したらご紹介します。
そして、早速普段着てるレザージャケットと合わせてみました。
身長173cm、体重64kgでサイズ30を着用しています。ウエストと股下は体型に合わせて調整しています。もちろんウエストと股下は調整してご注文いただけます。
Jacket : BUNCH Horse Hide col.Black (3.5 years old)
Trousers : 身長173cm、体重64kgでサイズ30着用
Jacket : CRANK Goat Skin col.Amber (20回ほど着用)
Trousers : 身長173cm、体重64kgでサイズ30着用
12月中頃に僕達のサンプルが仕上がる予定です。とても楽しみです。
先日、草彅剛さんのデニム展『Stay Brave』にお邪魔してきました。
全てLevi’sのジーンズで1901年から1974年までのジーンズが展示されていました。
30年間集めてきたとYouTubeでも話されていて、実際見させてもらったんですが、あまりの多さに心を打たれてしまいました。
純粋に好きという気持ちだけでここまで集め、これまで特に公に公開することなく、このジーンズで商いをするわけでもなく、ここまでの数を集めたものを実際目の当たりにすると、とてつもないものを感じました。
それから、この展示会のジーンズについての本を書かれていたんですが、一本一本ジーンズの特徴がオリジナルのイラストと合わせて丁寧に書かれています。これ書くのに2年かかったって言ってました。
草彅さんは、去年の12月にPREBLICのレザージャケットの動画であげていただき、それがきっかけで、何度かお店に足を運んでいただいています。今も別のレザージャケットをご注文いただいています。
https://www.youtube.com/watch?v=hwhNARpTJYk&t=6s
こんな底知れない人に自分の作ったものを身に付けていただけるのは、とても嬉しい気持ちと怖さもあります。このデニム展を見て、より一層身が引き締まる気持ちになりました。
人が抱えられる好きという気持ちっていうのは、際限がないというか底がしれないものだと改めて知りました。
子供の時、シールとか人形を集めるような純粋な気持ちを大人になって30年間という年月注ぎ続けてきたことが分かり、とても心打たれてしまいました。
青臭いものいいですが、愛だと思わされましたデニム展でした。
すばらしいものを見させていただきました。
ありがとうございます。
スウェットとTシャツも最高です。