PREBLICの今村です。毎週火曜日に書いています。
さて、ここ最近製作していたレザージャケットが完成しました。今回ご紹介するジャケット以外にも製作中ですのでご注文いただいたお客様もうしばらくお待ち下さい。
さて、こちらはご注文分ですが、PREBLICの新しいモデルのとして加わったCRANKです。丈はミドル丈でセンターは水牛ボタンによるボタン止め仕様となっています。
使用したレザーはベジタブルタンニン鞣しのシープスキンです。色は、Dark Green。以前からあるBlack Oliveよりもグリーンを強めに出しています。Black Oliveは陽の光に当たった時に深いオリーブ色になる色合いでした。こちらのDark Greenは室内で深いグリーンに見えるように今回のレザーから色調整をしました。今後はBlack OliveからDark Greenの色に切り替わります。気になる方はぜひ一度実物をご覧下さい。
そしてこちらは、col.Blackのシープスキンを使用したCRANK。上のDark Green同様に下地はミドルブラウン、表面はブラックに染め上げています。こちらも着用とともに下地のミドルブラウンが出てきます。
そして、こちらも新しいモデルのジャケット。BRANCH CLASSICです。定番のBRANCHがよりクラシカルになったジャケットです。ラペルのみにスナップボタンが付き、襟にはスナップボタンは付きません。写真だと襟のボタンだけであまり変化がないようにも見えますが、襟は顔に近いパーツなのでボタンのありなしで着用した時の印象は大きく変わります。
それから、襟や胸ポケットのフラップはBRANCHは鋭角に仕立てているんですが、BRANCH CLASSICは小丸に仕立てています。
<BRANCH>
ライダース感を出したいという方は鋭角な襟で金具も多いBRANCHがおすすめです。
<BRANCH Classic>
少しライダースジャケット感を抑えたいという方はBRANCH CLASSICがおすすめです。
後ろ身頃にはシンプルに腰バンドが配されます。
そして、最後にLAUNCH。今までご注文含めてホースハイド以外で製作したことがなかったんですが、こちらは、シープスキンです。上で書いたシープスキン同様下地がミドルブラウンのベジタブルタンニン仕上げです。
ホースハイドは重さはありますが、ホースハイドにはホースハイドにしか出せない風合いや重厚感は確かに存在します。この風合いがお好きな方はやはりホースハイド。
<ホースハイド>
シープスキンはホースハイドこそ重厚な印象はありませんがやはり軽く仕上げることができます。
ただ厚みのあるシープスキンかつベジタブルタンニン鞣しの仕上げから、適度な重厚感と着込むことでよりレザーの風合いを楽しむことができます。シープスキンは厚みがあっても軽く羽織ることができるのが1番のメリットだと思います。きっと巷のシープスキンとは一線を画してくれます。着用して下地ブラウンが出てくる頃にはより愛着も湧いてくると思います。
こんな感じに下地のブラウンが出てきます。