あけましておめでとうございます。
PREBLICの今村です。毎週火曜日に書いています。


2022年最初のDiaryです。今年も1月2日が仕事始めでした。
今年は、新しい年を迎える前に髪を切ることができました。床屋の年末はなかなか予約を取るのが難しいように思います。頭をさっぱりして新しい年を迎えようと思う人が多いからだとは思いますが、12月の下旬近くにもなると床屋の予約はすぐに埋まってしまいます。でも、2021年の年末は運良く予約が取れて無事に髪を切ることができました。
店の近くにある親子3代続いている広尾でも昔ながらの床屋で今は、2代目のお父さんと3代目の息子さんの2人と2代目のお母さんがアシストしてくれます。
自分は、広尾にアトリエ店舗を構えてから今年で3年目になりますが、全然街のことを知らないので、子供の頃からその土地に住んでいる人達の話はとても興味深いです。
見るからに戦前からあったであろう古民家の話とか、近所の神社の話とか。あそこの店の人は同級生で、、、みたいな話は、鹿児島のオカンが友達のオカンと話す世間話にも似ていてちょっとした懐かしさと驚きがあります。
自分は今まで引っ越しが多かったことと東京が地元ではないのもあって、家の近所付き合いはすれ違い様の挨拶程度でそれ以外は皆無です。むしろ東京だとそれが当たり前だと思っていました。でも、たしかに地元が東京でその場所で産まれて大きくなったとしたら地元の友達、親の友達含めてそりゃあ知り合いも多いよなって納得できました。
最近は1ヶ月半は行かなくて大丈夫なように後ろとサイドは短く刈り上げてもらっています。お陰で頭も心もスッキリした状態で新年を迎えることができました。
女性だと共感できる方は少ないと思いますが、髪を短く刈り上げた直後に外に出ると刈り上げた部分に「スースー」とくすぐったい風を感じます。これも小学校以来忘れていた感覚だったので、あそこの床屋に行くとこのくすぐったいスースーした風の感覚と世間話が地元を懐かしく思い出させてくれます。
今週からまた新たなレザージャケット製作に取りかかっています。
また完成しましたらこのDiaryでご紹介します。
2022年もよろしくお願い致します。