商品について

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A商品はすべて平台に平置きし、外寸を測定しております。商品やデザインによっては若干の誤差が生じますので、あらかじめご了承ください。
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A完売商品のご購入をご希望の場合は、受注生産にてご注文を承っております。ご注文の流れは下記の通りです。
 
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2021/05/25 15:37

PREBLICの今村です。

毎週火曜日に書いています。


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シープスキン スエード 『ダークオリーブ』と『モルト』

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新しくシープスキン スエードのレザーが加わりました。カーディガンぐらいの感覚でレザージャケットを羽織りたいと思ったのがきっかけです。

茶芯のホースハイドにしか出せない雰囲気も、ディアスキンのあの特有のシボ感も大好きです。この2つのレザーは、一定の重厚感があってこそだせる雰囲気。

ただシープスキンにしか出せない雰囲気もあることは事実です。きめ細かい肌触りで軽く、少しだけしっとりしたタッチが特徴です。


本当にしなやかで、しかも色合いが絶妙に仕上がってます。

『ダークオリーブ』





『モルト』






ジッパーは、PREBLICオリジナルジッパーを使用。

この金具達もシープスキン同様に軽いものにするとどこか頼りなさが残ってしまうから付属品はある程度の重厚感は大事。着心地は軽やかだけど、付属品のおかげで重厚感は残る。

レザージャケットを羽織る時はメインになるアイテムだから、ある程度の重厚感は必須。







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ディアスキン ブラック

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ご注文をいただいたものを製作しながら店舗用サンプルを製作しました。






ディアスキンは、重厚感でいうとホースハイドとシープスキンのちょうど間ぐらい。

そして、最大の特徴はこのシボ感。このシボの凹凸のおかげで影が生まれレザー本来の黒がより深くなります。

さらに特出すべきは耐久性。抜群に裂けとか破れに強い。耐久性でいうと意外にも1番強いです。



ホースハイド、ディアスキン、シープスキンで迷われている方はぜひサンプルご覧下さい。








上で書いたように自分の仕事の大半は、レザーでモノを作ることです。

レザーは、革を鞣す(作る)人から直接買ったり、海外のレザーだと代理店からレザーを買わせてもらっています。


もしかしたら、他の業界の人にも言える話かもしれないですが、こだわりのあるものとかあまり世の中に出回っていないものを取り扱っている方は、(全員が全員ではないけど)一見さんには少し厳しめなところがある。

革屋さんは多い気がします。ただ自分はこういう人達はどちらかと言うと好きです。

気に入られるまでは少し距離を感じるけど、気に入られればすごく暖かかったりするので。


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始めから良いものを買うのは難しい

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レザーを10枚買ったとすると、重なった10枚の中の5枚目と7枚目ぐらいに傷とか穴が多めについているものが混じっていたりする。笑

レザーは、天然なものなので傷もあるしやけに皺が多いものもあったりするわけです。

傷が付いていたり穴がたくさん空いているものはもちろん商品として使える部分が少なくなるということ。ということは同じ金額のレザーでも、こっちのレザーでは5個ウォレットが作れるけど、あっちのレザーは3個しか作れないということ。



こんな時にやっちゃいけないことは、一般的な対応。


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真っ当なことを言わない

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こんな時は、間違っても電話で正論を通そうと「綺麗なレザーと交換してほしい」とか言わない方が良い。


「こいつ面倒だな」とか「こいつ分かってねえな」とか思われたら次からはもう売ってもらえなくなるという可能性もありえるから。実際そんな話もたまに聞く。

自分が欲しいのは「そこでしか売ってないレザー」

目的のレザーは残念ながら出回っているところが少ないこともあって買える場所も限られてる。だから多少の損があったとしてもグッと飲み込む。


これを送ったのにもなんらかの事情があるのかもとか、、そんな風に思うようにしている。


自分は工場に生産を依頼していなくて、自分が作るので作れる数には限りがある。限りがあるから必要な分のレザーしか必要ない。

例えば、工場生産でたくさん作っているところは100枚単位で革を買っていたとしたら、自分の買う量はそこと比べると少ない。売る側からすると自分が買っても買わなくても特に問題ないことかもしれない。


とか、


もしかしたらその時の中で1番良いものを集めて送ってくれたのかもしれないとか。



であれば、付き合い始めは真っ当なことはグッと飲み込むこと。


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良い関係には時間がかかる

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前にもDiaryで書いたけど、相手が自分に対して良いイメージを持っていないけど、自分は相手と良い関係を築きたかったら、自分から好かれるための努力は大事だ。待っていても良いイメージを持たれていなければ関係は一生そのまま。一見さんは今まで積み重ねてきた関係性がないから少しずつ積み上げていく必要がある。



買えるお金を持ってようが、どうやら誰でも買えない世界はあるってことみたいだ。結局、買うのも人間。売るのも人間。


お互いが気持ち良い関係を作れれば悪いことは少ない。





今週も最後までお読みいただきありがとうございました。