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2020/04/21 12:35

PREBLICの今村です。




PREBLICの革小物用のオリジナルボックス。


ちなみに、ボックスに書かれてる文字は全て手書きです。



もしよかったら気持ちいい動画一度見てみてください。


クリック→  PREBLIC手書き動画





「何で手書き?」




というと




実は、5歳から21歳まで南日本書道会という地元鹿児島で運営されている書道会に入っていました。


ちなみに通っていた高校は、書道推薦で入学しました。

そして、高校を卒業して東京の文化服装学院時代は、通信制という形をとりながら南日本書道会を続けていました。(月に一回課題となる書を提出)

渡英してからは、通信制も難しいということで21歳で書道は辞めてしまいました。



辞めて気付いたのですが、「文字を書く」ことは、毎朝歯磨きをするみたいに生活のルーティンでした。急に一つルーティンがなくなると、生活していて何かが足りないような、不完全な状態が続いていました。


何気なく英語の勉強とかでノートにメモしたりする時に文字を書いたりすると、身体が記憶している"なにか"が反応して、自分にとって「文字を書く」ということは少し特別な立ち位置だと知らせてくれました。


そして、イギリスに住んでいる時に、日本の文字の書道があるように、イギリスにもアルファベットの”カリグラフィー”という名の書道があることを知りました。

それから、気になっていろいろ調べるうちに専用のペン、書体の違い、歴史があることを知って、また「文字を書く」ところに戻ってきてしまいました。

そして、この「文字を書く」ということをPREBLICにエッセンスとして加えられないかと考えました。

そうして、行き着いたのがボックスに手書きで「文字を書く」ことです。





この手書きの『PREBLIC』の書体、実は3種類あります。


オンラインショップでご購入された方や(今はコロナで臨時休業しておりますが) 店頭でご購入いただいた方は、書体3種類のボックスからランダムで商品をお入れしています。


なかなか簡単には新しい書体は作れないので、PREBLICを始めてから3年程経つのですが、やっと3種類になりました。これからも少しずつ増やしていく予定です。



インクはゴールド色です。ちなみに、このインクはただのインクではなくて、ゴールドの金属の粉を水と専用の液体を混ぜて作っています。


このオリジナルインクの最大の特徴は、粉の量が書くスピードの影響や粉と水の配分によって、それが不均一であることから一つ一つ微妙に色合いの濃淡が異なります。そして、手書きであるため全て微妙に違います。

それから、金属のためレザーと同じように文字が経年変化してくれます。




ただの箱、されど箱。



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さて、ここ1週間で製作したものをご紹介致します。



こちらは、裏定番のWILLIE Ⅱです。

裏定番とは、PREBLICで定番化しようと仮組みを完成させていましたが、店舗の引き出しにずっと隠されたままでした。



ウェブサイトの商品欄にはもちろん載っておりません。こういった裏定番ものの良いところは、希少性が高まることですかね。

洋服や持ち物にこだわる大きな理由の一つに、希少性という大きな価値があります。




お問い合わせいただいたお客様に「実は、こんなものもあります」と仮組みをお見せしたところ気に入っていただきご注文いただきました。




外装は、サドルプルアップレザー、内装はサドルプルアップのオリジナルで型押しを施したものです。



大容量の内容でカード室12室、お札室2室、マチ付きの小銭入れが完備されています。


ちなみにジッパーの持ち手のレザーはクロコダイルレザーです。

非常にさりげないですが、このディテールも希少性をそそる一つのポイントになってくれます。




2つめは、FIELDのカスタムオーダーです。

表、内装ともにオリジナルで型押しを施したサドルプルアップレザーを使用しています。



そして、定番のFIELDは内装の右側にはコインケースが配されますが、コインケースをなくし、左側のカードケース4室と右側にも同じカード室4部屋に変更しております。


ハリと硬さが特徴のサドルプルアップレザーですが、時間が経ってもコシを保ち続け、少しずつレザーも馴染んでいきます。




3つめは、THOMAS - crocodileの部位指定オーダーです。


お好みのストックがあれば、ストックからお選びいただけますが、ストックがない場合は部位を指定してご注文いただけます。

その際、ご指定でのご注文は追加で¥10,000-(+Tax)いただいております。

正直、どの部位も使っていけば、愛着が湧いてきて特別なものになってくれます。

でも、ファーストインプレッションを大事に模様をお選びしたい方は、部位指定でのご注文がオススメです。



写真左が模様が細かく、部位はお腹の上部です。


写真右は模様が大きく、部位は尻尾です。


これだけ違うと別のレザーに見えるぐらいの変化があります。


使い始めは、セミマットのクロコダイル 。使用とともに風合いと光沢が増していきます。