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2020/04/14 14:21

PREBLICの今村です。


毎朝、仕事前には必ずコーヒーを飲んでいます。20代まではあまりコーヒーを飲むことはなくて、飲むとしてもミルク入りのカフェラテか微糖でした。

よく先輩がブラックコーヒーを飲んでいるのを見て、


「絶対、かっこつけでしょ!」


と思っていましたが、自分も30代に入ってからは完全にブラックコーヒーを飲むようになってしまいました。年をとると好みが変わるとはこのことかとPREMIUM BOSS(プレミアム ボス)を飲んで思い知りました。




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通常であれば、毎週水曜日が定休日で、木曜日のみがアポイント制ですが、現在は、コロナウィルスの拡散防止のためにPREBLICではアポイント制という形をとっていましたが、4/15(水)から臨時休業とさせていただきます。

その間オンラインストアは、通常通りご利用いただけます。

今の予定ですと、5/6(水)まで緊急事態宣言が出ているのでその日までは臨時休業とさせていただきます。

ご不便おかけいたしますが、よろしくお願い致します。




PREBLICでは、現在レザージャケットと革小物、レザー製品のリペアも承っております。


PREBLICのレザージャケットだと定番の寸法、仕様で問題なければ膝を突き合わせてお話ししなくてもオーダーいただけますが、パターンオーダーやビスポークだとどうしても膝を突き合わせてお話ししなければなりません。

そして、仮縫いチェックなどもあることからから、どうしてもお客様のリスクを考え、今この時期にレザージャケットの注文をいただくというのは正直難しい状況です。



そんな時に、PREBLICではレザージャケットと同じくらい力を入れている革小物があります。革小物でもパターンオーダーなどのご注文も承っておりますが、基本的にPREBLICの定番商品をウェブサイトのオンラインでご購入いただくことが多いです。


ブランドにとっての武器というかメインとなる商品をいくつか持つということは決して小さなことではないと、このご時世になり改めて感じました。



おそらく今回のような予測ができない事態がコロナウィルスが終息してからも別な何かが起こりうる可能性は多いにあることを考えると一つの物事に絞るという考え方ははたして正しいことなのか?と思わされます。




10年ぐらい前によく



「お前は何屋なんだ?」



というようなことを言われることがありました。







これだけ変化のある時代です。

一つの会社で一生を勤め上げることも今では難しくなってきたのかもしれません。




因みに、『器用貧乏』という言葉があります。

意味は、”たくさんのものこなすことができるが、モノにならない” という意味です。



もちろん一生なくならないとか、時代には一切影響を受けないという業態もあるかもしれませんが、ほとんどのものは、目まぐるしく変わる時代に衰退してしまうものも少なくないです。



でも、『器用貧乏』と呼ばれずにいくつかの物事をモノにしている人も少なからずいると思います。


『二足の草鞋』という言葉もあります。


意味は、両立しないような二つの職業・立場を同じ人が兼ねること。




2個以上武器を持って戦えること。


『器用貧乏』と『二足の草鞋』と呼ばれる人にはどこに違いがあるのかを考えてみました。

そして、自分なりに出した答えは、ある一定基準値を超えた時点で、『器用貧乏』ではなくなり、それは一つの武器になると思いました。

一定基準値とは、受け取った人の満足値だと考えています。

変わる時代に対して、手持ちの武器を持ち替えて自分の理念や哲学に沿って柔軟にスライドできるスタイルも一つのオリジナリティーだと感じます。




今の話を自分の体験談でお話しすると、、




PREBLICを始めた当初は、レザー製品のリペアのみに特化していこうと考えていました。



正直、始める前は自分にオーダーを頼む人はいないと脳が勝手に判断していました。多分、脳が勝手に除外していたんだと思います。



でも、レザー製品のリペア依頼は意外にも少なくて、逆に、



「こんなの作れる?」


とか


「今持ってるやつの、ここが気になって使いにくいから、どうにか改善して作れない?」


「素材がもっと良いもので作って欲しい」



というような声が意外にも多かったんです。



それをひとつずつ仕上げていくにつれ、自分の技術や引き出しも日に日に高まり、いつしかメインの仕事が変わってきていました。



因みに今でもリペアを承っています。理由は、リペアをする工程から、分解することで、別な人が作ったものの中身が見れたり、アイデンティティーを感じることができるので、シンプルに楽しいからです。

それは、PREBLICのものづくりにも少なからず反映されています。一見繋がっていないようで全て繋がっています。





レザージャケット


革小物


レザー製品のリペア





いずれも『レザーをあつかうこと』




この『レザーをあつかうこと』はPREBLICにとっての本筋です。




全員が全員当てはまらないと思いますが、本筋を守り、理念や哲学に沿って武器を持ち替えながら仕事をしていくということはこれから生きていく上では大切になってきそうです。







さて、最近お問い合わせをよくいただいていたPLET完成しました。

それから、以前雑誌2ndに掲載いただいてから品薄が続いていたTHOMASもご注文分含め製作中です。





写真は、THOMAS(マネークリップ)の製作過程の1枚です。

コバ(革の側面)などを処理(専用塗料)した後に机の上にそのまま置いてしまうと机にコバ処理剤がべっとりついてしまうことから、リベットやボタンなどを入れているビンを2つ並べてその上にTHOMASを置いて乾かしています。

少し異様な光景ですね。




THOMASに関して本当に詳しく沢山の回を重ねてご紹介したので、今回はPLETについて書きたいと思います。



表面にはベルギー産サドルプルアップのオリジナル型押しとクロコダイルレザーを使用したカードポケット。

クロコダイルレザーは、一つも同じ模様がないことで表情が豊かです。

サドルプルアップの細かい凹凸模様とクロコダイルの少し大きめの凹凸模様は、お互いに喧嘩することなく相性がとても良いです。

シャツとネクタイの柄合わせの関係にも少し似ているところがあります。

例えば、細かいストライプのシャツに、ピッチの近いストライプのネクタイを付けてしまうとお隣り同士、柄と柄が変に調和してしまい、違和感が生まれることがあります。

そんな時は、どちらかのピッチを大きくし、ピッチに差を付けることで見た目のバランスが良くなることがあります。


そんな考えに近いサドルプルアップレザーとクロコダイルの組み合わせです。




そして、薄さを保ちながら、へたりにくいように専用の0.2mm厚の特別な芯材を革と革の間に入れることで長い間ハリのある表情を維持してくれます。

この手のものは、時間と共にシナるよりも、時間が経ってもある程度ハリを保ってほしいデザインにしたいと思いこういった仕様にしています。



間にはお札を入れることが可能です。





いくらキャッシュレス時代とはいえ、何かの時のために多少のお金は持っておきたいところ。



そして、裏面には、3室のカード入れがつきます。



あえてマチを付けないことで薄さを追求しました。ポケットに入れても表にアタリが出にくく、クラシカルなデザインから幅広いシチュエーションにお使いいただけます。




私も使用しているPLETも経年変化してきましたら、またご紹介致します。






PREMIUM BOSS


通常のタブを開けるような缶コーヒーだと自分には少し量が足りないんですが、これは量と味含め、ベストです。