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2020/01/07 19:17

<NEW CARD CASE (名刺入れ)>



新しく名刺入れを作っております。

たくさんのブランドが名刺入れを製作販売しています。簡易的なものから手の込んだものまで。

以前にもダイアリーでお伝えしましたが、作り手のエゴみたいなものはPREBLICではあまり表立って形に表さないように心がけています。

その心は、お使いになるのは自分以外の方がほとんどです。見た目は出来るだけシンプルに様々なシチュエーションでもお使いになれるようにという思いです。


見た目はシンプルなのですが、たくさん試行錯誤し、何個もサンプルを作り、改良改善を重ね今回の商品を完成させました。


よくこだわって作りましたとか、ここの部分をポイントで考えて製作しましたと文字だけで簡易的に書くことが多いと思います。


ふと考えた時に、お客様、友人や家族に意見を求めた時に、製作した本人は作ったから分かっていることを相手も当たり前のように知っているものだと、深くは語らなかったり、もしくは語らないことが美徳であると考えてしまう職人気質な部分は果たして、相手のためになっているのであろうかと考え、今回のダイアリーでは、たくさん作ったサンプルの中でどのように改善し改良を重ねたかというものを作ったサンプル画像を混ざえながら、ご説明させていただこうと思いました。


そして、モノはお使いになる中でいくつか気付きがあると思います。モノでもちゃんと血が通っているということをDiaryを書かせていただきます。


もしかしたら、このダイアリーでも説明不足なところがあるかもしれません。そんな時はお気軽にお問い合わせ下さい。



まず1個目のサンプルはこちらです。

見た目的には問題無さそうですが、表の覆っている革と内装のシボのある革の寸法を同じにしてしまったので、開いた時にこのようにシワができてしまいました。






2個目のサンプルは、1個目のサンプルのシワを改善するために、表の革と内装のシボの革に差寸を3mm程付けて製作しました

そうすると写真のようにシワは改善されました。






しかし、まだ少し開きが気になり、差寸をさらに付けようと考えました。

そして、3個目のサンプルを製作しました。写真で分かるように表の革と内装のシボの革に差寸をつけるため、隙間を作ることにしました。内装の長さが表の革よりも短いため内装の革が表の革を引っ張ってくれる効果を狙いました。

並べてみると開きが改善されました。



↓写真左が2個目、右が3個目


この3個目のサンプルを数日使用していく中で、もう少しだけマチの入り口を広げてみようと思いました。理由としては、中の名刺やカードをもっと取り出しやすくするためと収納力を上げるためです。しかし、3個目のマチのサイドが内側に入り込んでおり、サイドのマチの幅を広げてしまうと内側に折られたマチ部分が内に食い込み収納する名刺やカードに当たってしまうことが判明しました。

そして、考えた末にサイドのマチは、三つ折りにしようと考えました。



↓1個目、2個目、3個目のサンプル


↓4個目のサンプル






4個目のサンプルを製作しました。これでやっと完成だと確信しました。しかし、数日使ってあることに気付いてしまいました。

マチの始まりの部分が切りっぱなしになっていることです。この部分に何かもう一手間かけることができないものかと考えました。

考えた末、マチの始まりの部分を折り返しにしてステッチを入れようと思いました。



↓4個目のサンプル


↓5個目のサンプル(マチ部分を折り返しステッチ)


収納力を上げるためのマチの始まりは、折り返しに変更しました。

折り返しにした理由は2つあります。


1. 耐久性を上げ伸びにくくすること。マチの始まりは最も負荷がかかります。


2. 見た目の問題です。折り返して、ステッチを加えるこのふた手間により見た目はぐっと引き締まり高級感がぐっと高くなります。


こうやってやっと完成しました。



そして、いくつか使用する際に気を付けていただきたいことがあります。

差寸を付けたとはいえ、初めはどうしても少し開いてきてしまいます。


※革によってこの開きには多少の差があります。


↓写真左は使用後、写真右は使用前


使用していけば、自ずと閉じていきますが、初めはどうしても多少開いてしまいます。使用前から完全に閉じさせるためには、表の革を薄く漉けば解消されます。ただ薄く漉いてしまうと使い始めは良いのですが、長年使用するとどうしても革が薄いと寿命が短くなることと、見ための問題で早くヘタってしまいます。

長年ご使用いただいて、味わいの出る革なので味わいが出る前にへたりが出てしまうのは、どうしても納得がいきませんでした。


そこで、考えたのが、馴染んで自然と閉じる使い始めは机に置く際には、カードがたくさん入るマチ部分の重い面を上にしていただければ多少解消できることが分かりました。

初めは、このようにご対応いただければと思います。



先程もお伝えしましたが、馴染んで閉じた状態でポケットなどに収納していただければ自然と閉じてきますので、その間はこのようにご使用いただけたらと思います。


そして、こちらは、PREBLICの革小物の定番同様、クロコダイル、ホーウィン社シェルコードバン、ベルギー産サドルプルアップレザーの3種類となります。


↓写真右上がベルギー産サドルプルアップレザー、写真左はホーウィン社シェルコードバン、写真下がクロコダイルレザー


↓名刺を30枚収納しています。


↓さらにカードポケットが土台部分と、蓋部分の2部屋あります。



PREBLICでは定番の内装は、オリジナルで型押しを施したサドルプルアップレザーです。

ハリがあるのが特徴のレザーで、時間が経過してもへたりにくく、型押しのシボにより傷が目立ちにくいのが特徴です。

そしてシボの凹凸から影が生まれ、レザーの黒の色合いにさらに深みを与えてくれます。



もうすぐ店頭とオンラインにて販売致します。