世界でもクロコダイルのタンナーは20社ほどしか存在しません。その中でもMade in Japanで丁寧に鞣されたクロコダイルレザーです。
クロコダイルの商品を作るきっかけになったのは、オーナーであるクロコダイルタンナーさんの10年間使用したというクロコダイルの財布を見せていただいた時に衝撃を受けたことでした。
使い込むことで牛革や馬革ともまた違う質感と光沢が生まれます。
それから何といってもクロコダイルの模様です。同じ模様は一つとして存在せず、一つ一つがオリジナルであるということです。
自然から生まれる形はいびつであっても、違和感なく溶け込んでくれます。
下の写真でもどれを取ってもオリジナルで一つの模様を選び切るのは至難の技かもしれません。
下の写真は約半年程使用したものです。初めのセミマットから少しずつ光沢が増し、質感も柔らかいものになってきました。
質感は柔らかいですが、形状はしっかりと維持してくれるので品の良さは使い込んでも衰えることはなく風合いが増すことからどんどん愛着のあるものに変わっていきます。
レザーの縁には念引き(ライン)と呼ばれるラインもしっかり刻まれ、ダークブラウンのステッチと相まって奥行きのある印象になります。クロコダイルへの念引きは印象を引き締めてくれます。
カードが4枚収納でき、お札も入れることができます。
よく何枚くらいのお札が入りますか?というご質問をいただきますが、だいたい30枚は普通に収納できます。
もちろん日本の紙幣もしっかり収納できます。
小銭入れも完備されています。ジッパーはエクセラのダブル仕様でムシ一つ一つの高級感と開閉の安定感は抜群です。
PREBLICでも今や定番の持ち手も配され、ジッパーの開閉をスムーズにしてくれます。
カード入れにも念引き(ライン)を加え奥行きを出しています。
写真では確認できませんが、カード入れのレザーのコバ(側面)にもコバ処理を施しているので見た目の良さと綺麗な状態を長く維持し、耐久性も高くなります。ちょっとした手間ですが、見た目がシンプルなことからディテールの一つ一つに時間をかけています。
ディテールの集合体から一つのモノが生まれると考えているので、ここの部分は大事なポイントの一つです。
厚みは約1.5cm程なのでポケットへの収納も抜群で、様々なシーンで活躍してくれます。
PREBLIC 店舗でご覧いただけます。