こちらもロゴと内装のレザーが新しくなりました。
コードバンは馬のお尻部分のレザーで皮の表面と裏側から時間をかけコードバン層まで削りだしていきます。
馬一頭から少量しか採れないことと、コードバン層までの削りだしの技術と時間がかかるため非常に希少で高価なレザーです。
写真でも分かるように初めはほんの少しですがケバのような表情があります。
初めは少しケバがあることからセミマットですが、使用とともにこのケバが寝ていきます。
内側からの油分と手から伝わる外側からの油分で使い込むことでコーティングされたかのような光沢が生まれます。
コードバンという素材は、使用とともに生まれる風合いとコードバンとわかる独特の光沢が人の心を虜にするのかもしれません。
レザーの縁には念引き(ライン)と呼ばれるラインもしっかり刻まれ、ダークブラウンのステッチと相まって奥行きのある印象になります。時間が経ってコードバン独特の光沢と質感は使用とともに増していきます。
カードが4枚収納でき、お札も入れることができます。
よく何枚くらいのお札が入りますか?というご質問をいただきますが、だいたい30枚は普通に収納できます。
もちろん日本の紙幣もしっかり収納できます。
小銭入れも完備されています。ジッパーはエクセラのダブル仕様でムシ一つ一つの高級感と開閉の安定感は抜群です。
PREBLICでも今や定番の持ち手も配され、ジッパーの開閉をスムーズにしてくれます。
カード入れにも念引き(ライン)を加え奥行きを出しています。
写真では確認できませんが、カード入れのレザーのコバ(側面)にもコバ処理を施しているので見た目の良さと綺麗な状態を長く維持し、耐久性も高くなります。ちょっとした手間ですが、見た目がシンプルなことからディテールの一つ一つに時間をかけています。
ディテールの集合体から一つのモノが生まれると考えているので、ここの部分は大事なポイントの一つです。
厚みは約1.5cm程なのでポケットへの収納も抜群で、様々なシーンで活躍してくれます。
PREBLIC 店舗でご覧いただけます。