だんだん暖かくなり、レザージャケットにTシャツで最適な季節が近づいてきました。
先日、レザージャケットのオーダーの違いについて考えました。PREBLICでは、既製のもの、パターンオーダー、ビスポークの大きく三つに分かれます。
それぞれの良さはあり、その時の気分や状況によって変わってくるものだと思います。
まず既製のものはその瞬間で目にした欲しいものを手に入れられることです。その瞬間に待つことなく手にいれられるのはかなり大きいです。時代は流れ、歳を重ねると人の心も少しずつですが変化し、その変化の流れに"もの"が合致することはたくさんのものがあふれる中なかなかないことです。そういう出会いが既製のものの良さであると考えます。
パターンオーダーは、オーダーする人と作り手の双方での選択範囲の中からその人にとってベストなものを選ぶことができます。作り手側のサンプルの中からお選びできます。作り手が用意した物からその人のライフスタイルに合う選択できることから選択の幅も狭まり選びやすいのも嬉しいところです。選択の内容は、内ポケットをつけたり、着丈、身幅、肩幅などの寸法を調整することができます。
お渡しできるまでは受注生産になることから多少時間がかかります。組み合わせ次第で世界でたった一着が完成するのも大きな魅力の一つです。
ビスポーク(BESPOKE)は、BE SPOKENからの語源で「話し合いながら〜」という意味です。その人ととことん話し合います。クラシックが好きな方であれば好きな年代やインナーとしてよく着る物、バイク、車、電車で移動が多いなどを話し合いながらデザイン、シルエット、素材を決めていきます。基本的には仮縫いをしてサイズチェックをし問題なければ本革で製作に入ります。なのでお渡しできるまで1ヶ月、長くて3ヶ月かかることもあります。会話の中からその人にとってベストなものを探し出すことが肝になると考えます。オリジナルではありますがパターンオーダーとは違い、ほぼゼロからデザイン、仕様を考えることから、かなり玄人向けだと思います。
具体的な内容は、デザイン、レザーの選択、裏地、ポケットの仕様、縫製仕様などです。
その一着のために、デザイン画から入り、仮縫いで仕様の細かいチェック、素材とパーツ集め、最後に本製作になります。時間と労力がかかりどうしてもコストはかかりますが、完全なるオリジナルなものが完成します。
自分が着る服にルールや好みがあるように、その人一人一人のライフスタイルや好みがあります。できる限りその人にとってベストなものへ限りなく近づけること、これに尽きると思います。
それぞれの金額内容は下記になります。
・既製品(金額はモデルにより異なります):¥170,640-、¥176,040-、レディースは¥165,240-(内ポケットが付くと+¥10,800-)
・パターンオーダー(金額はモデルにより異なります):¥170,640-、¥176,040-、レディースは¥165,240-(内ポケットが付くと+¥10,800-、サイズ調整は一箇所に付き+¥10,800-)
・ビスポーク:¥250,000-〜